取り出すのも、片付けるのも楽しい。
「これは何だろう?」と思わず聞いてしまう面白い形状をしています。『入子鉢』といいます。鉢の中に一回り小さい鉢が、その中にもう一回り小さい鉢が、計7つの器が重なっています。
一つ一つ、器の大きさが違うので色んな盛り付け方が出来て重宝します。片付ける時も、重ねておけばスペースを取らず、取り出す時も必要な分だけ取り出して後は重ねて片付けておけます。
「これは何だろう?」と思わず聞いてしまう面白い形状をしています。『入子鉢』といいます。鉢の中に一回り小さい鉢が、その中にもう一回り小さい鉢が、計7つの器が重なっています。
一つ一つ、器の大きさが違うので色んな盛り付け方が出来て重宝します。片付ける時も、重ねておけばスペースを取らず、取り出す時も必要な分だけ取り出して後は重ねて片付けておけます。
一番小さいのはお新香や薬味を入れてみたり、一番大きいものには丼として使ったりと、1人だけではなくご家族で楽しめるのがこの鉢の嬉しいところです。
手入れについては、なるべく水に長時間浸けておかず、使用後はすぐに洗って(フツーに洗剤とスポンジで洗っていただいて構いません)カゴにふせて乾かすだけで結構です。電子レンジ、オーブン、食器洗浄器はお避け下さい。
根来塗の歴史は古く、正応元年(1288年)にさかのぼり、紀州根来寺の僧侶によって作られた、朱塗りにかすりの黒班紋が特徴の味わい深い漆器です。
根来鉢の楽しみなところは、使い込むほどに趣のある色に変化していくところです。使い込むうちに少しずつ変色してきます。
朱塗りが徐々に明るく発色して、中塗りの黒漆が出て味わいが出て来ます。長年使った鉢は作ったばかりの鉢よりも鮮やかな発色になるのが根来塗りの楽しいところです。