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根来塗の製作工程を見る
右の写真のお椀は、根来塗の工程を見ていただくために特別に製作したものです。この椀を使い、本物の「根来塗り」の工程をご説明いたします。
*下記に出てくる数字は右の写真の番号のことです。
木地は、ロクロで荒削りにし、十分乾燥させる為、3〜5年寝かします。 乾燥後、再度ロクロで仕上げ、研磨します。
| (1)木地の状態です。 |
| (2)まず、拭き漆をします。 |
| (3)補強の為、渕と底に麻布を漆で貼り付けます。 |
(4)〜(7)までは
下地を乾燥と研ぎを繰り返しながら塗り上げていきます。 |
(8)最後の上塗りで黒を塗り、
仕上げに(9)朱を塗り完成です。 |
これが伝統的な木堅地による根来塗の手法です。
(2)〜(9)までの塗りの行程だけで半年間を必要とする、本物の根来塗漆器です。
ほとんどの商品は、値段を下げる為にまず布張りをやめ、 下地の回数を減らしたり、木地を中国製にしたりします。
上塗りが同じだと、塗りあがったモノは全く同じですが、 耐久度がグッと落ちてしまいます。
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